角栄団地診療所だより
風邪の早期治療について
風邪に注意していても、熱が出たり、咳・鼻水・喉の痛み、または吐き気や下痢といった症状が出ることがあります。
そのような時は、なるべく早めに薬を服用することが大切です。
そのためには、置き薬として手元に薬を準備しておくことをおすすめします。
ただし、吐いていて薬が飲めない場合は、無理をせず横向きに寝て安静にしてください。
吐き気が落ち着いたら、少しずつ水分を摂り、それが問題なければ薬を服用しましょう。
ただし、激しいめまい、頭痛、40度近い高熱、意識がもうろうとする、手足が動かないなどの症状がある場合は、すぐに連絡をいただくか、救急車を呼ぶことが最善です。
インフルエンザの場合も、早めの受診が大切です。自宅で寝ていても治るとは限りません。
高熱・寒気・咳・鼻水・体の痛み・だるさ・吐き気など、急激な症状が特徴です。
ただし、薬を飲んでもすぐに完治するわけではなく、特に鼻水や咳は数日経たないと改善しないことがあります。
焦らず、体を休めることが最も大切です。