角栄団地診療所だより
インフルエンザ
昨年までは A香港型(H3N2) が6割ほどを占めていましたが、年末からは 新型(H1N1) の流行が目立っており、割合が増加しています。
新型インフルエンザの特徴として、咳から始まることが多く、熱が急に出る場合でも39度以上になることは少ないです。
症状は、鼻水・食欲不振・身体の痛み・倦怠感など、比較的軽く見えることもあります。
一例として、夜間に熱が出て朝には下がり元気に学校へ行ったお子さんが、後に熱が続いて受診された結果、A型インフルエンザが判明したケースもあります。
新型(H1N1)は油断できません。
また、鳥インフルエンザの危険性もあるため、鳥への餌やりや過度な接触なども注意が必要です。
風邪は「万病のもと」といわれますが、特にインフルエンザウイルスは一年中どこかに潜んでいることを忘れず、日頃の予防が大切です。
※ 情報は2011年1月時点のものです。最新の内容については、診療所までお問い合わせください。