角栄団地診療所だより
眠りについて
若い頃はいくらでも眠れましたが、年齢を重ねると眠りが浅くなってきます。
また、若い方でも悩みがあると不眠になることがあります。
お茶やコーヒーでも眠れなくなることがあり、お酒もビールなどはかえって目が冴えることもあります。
明日の予定や気がかりなことなど、ちょっとした気分で眠れなくなることもあるでしょう。
音楽やラジオを聴いているとすぐに眠れることもありますが、逆に眠れないこともあります。
仰向けに寝てゆっくり深呼吸をする、あるいはヨガのような呼吸法やリラックス法を試してみるのもおすすめです。
ヨガの呼吸法を15分ほど行うと、3時間の睡眠に相当すると言われています。
「眠れない」と気にしすぎず、心を落ち着けて行うことが大切です。
入浴も、あまり長湯や熱すぎるお湯は疲労につながるため、リラックスできる適度な温度と時間が理想です。
それでも眠れない・つらいときは、薬を恐れず医師に相談してください。
軽いお薬で眠れるようになり、その後は薬が不要になることもよくあります。
不眠についても、あまり深刻にならずに、気楽に向き合うことが大切です。